入場行進
「オリンピックマーチ」の高らかな演奏にのせて、選手が入場しました。
オリンピック発祥の地であるギリシャを先頭に、アルファベット順に入場し……最後は開催国の日本が入場しました。
「オリンピック・マーチ」は日本選手団の入場の際に もう一度改めて最初から演奏され、多くの人々に感銘を与えたようです。
(この大会に合わせて結成された東西ドイツ選手団は、交響曲第9番および旧友にあわせて合同入場行進しました。 )
旗手と選手団の前を、国名を書いたプラカードを持った防衛大学校学生が先導しました。
開催国の元首である昭和天皇は、最初のギリシャ選手団の入場から最後の日本選手団の入場まで起立し通しでこれを迎えました。
また、一般客や招待された各国の外交団は、日本選手団入場の際に開催国の選手団に敬意を表するために全員起立して選手団を迎えました。