1964年の開会式
1964年に開催された東京オリンピックでの開会式はどのようなものだったのか、振り返ってみます。
1964年の10月10日〜24日に日本の東京で開かれたのが、第18回夏季オリンピックです。
1940年大会の開催権を返上した日本及びアジア地域で初めて開催されたオリンピックでした。
また、有色人種国家における史上初のオリンピックでもありました。
歴史的にみると、第二次世界大戦で敗戦た後に 急速な復活を遂げた日本が、再び国際社会の中心に復帰するという象徴的な意味を持ちました。
さらに、1940年代から1960年代にかけて欧米諸国の植民地支配を破って次々と独立を成し遂げた アジアやアフリカ諸国による初出場が相次いだため、過去最高の出場国数となったのです。
開会式は10月10日に行なわれました。
開会式の10月10日は、1966年以降 体育の日として親しまれるようになりました。しかし、2000年より体育の日は10月の第2月曜日と変わりました。